津波公開講演会を開催しました

 11月11日(金)「津波研究最前線講演会~東日本大震災の教訓と今後の防災」をテーマに東北大学災害科学国際研究所所長の今村文彦教授にお越し頂き、ご講演いただきました。

 

 講演では、東日本大震災から5年8ヶ月を過ぎ、記憶が薄れ、教訓が忘れつつあることに警鐘を鳴らし、震災の記憶や教訓を伝承することの必要性を力強く話されました。

 また、東日本大震災を振り返り、津波災害の特徴を分かりやすく解説され、実際にどういう状況であったかを映像を交えて説明。この災害が、複合災害であったことを説明され、今後、複合災害に向けた対応が必要であると強調されていました。

 

 講演後に行われた質疑応答でも、来場者から質問が多数あがり、湘南地域での津波への関心の高さがうかがえました。

当日は、生憎の雨模様にもかかわらず、100名ほどの参加者が来場され、有意義な講演会となりました。